2009年、膝子コスモス祭りの会場に見沼ファーム21がフナノを作ったことが話題になり、それを聞きつけて「ワラを頂けませんか」と問合せの電話があり、「どうぞ欲しいだけ持って行って下さい」・・というのが講師の田口美和さんとの出会いのきっかけでした。その後、田口さんが作った素晴らしい猫ちぐらを頂き、わら細工の研究会にも参加されていることを知り、田口さんに講師を依頼し、見沼ファーム21のわら細工の講習会を開催することになりました。
2011年、初めて取り組んだのは足半(あしなか)でした。簡単どころか難しいわら細工に音を上げながらもとにかく仕上げ、それ以来わら細工の面白さを味わうとともに、ワラの大切さを伝える活動として、鍋敷き、子どもたち用にカタツムリ、犬、馬などいろいろな作品に挑戦しました。
2012年には埼玉大学からわら細工の指導依頼があり、2年間、経済学部の授業として足半や鍋敷き、しめ縄を作りました。その後、公民館や中学校からも声がかかり、対応するとともに、見沼ファーム21の収穫祭やみどりの祭典で子どもたちにカタツムリやしめ縄を教えています。
年末のしめ縄づくりは恒例行事となり、新年を自作のしめ縄で迎える見沼ファーム21の会員が多くなっています。
初めて挑戦した足半
子どもたち用のカタツムリ
しめ縄
当会の講習会
埼玉大学にて指導
みどりの祭典