生きもの調べ2023

2023年加田屋たんぼ、新加田屋たんぼの「生きもの調べ」に参加頂きありがとうございました。

昨年一年間の調査結果をまとめましたのでご覧ください。

加田屋たんぼ・新加田屋たんぼの両方で観察できた生きもの

赤字は2023年に初めて観察できた生きものです


ニホンアマガエル


ニホンアマガエル

オタマジャクシ

ヌマガエル


ヌマガエル

オタマジャクシ

シオカラトンボ

アジアイトトンボ

シオカラトンボヤゴ

アキアカネヤゴ

コマツモムシ

ヒメタニシ

ヒメモノアラガイ

ホソハリカメムシ

エンマコオロギ

クビキリギリス

オンブバッタ

ショウリョウバッタ

トノサマバッタ

コバネイナゴ

ハラヒシバッタ

オオカマキリ

ヤマトシジミ

コモリグモの一種

アシナガグモ

チュウサギ

カルガモ

その他 アオサギ ヒバリ ツバメ スズメ ハシボソガラス ハシブトガラス

加田屋たんぼだけで観察できた生きもの

ハイイロゲンゴロウ

ハイイロゲンゴロウ幼虫

ヒメゲンゴロウ幼虫

アメリカザリガニ

スジエビ

タマカイエビ

アメリカカブトエビ

ヘイケボタル

ギンブナ

ドジョウ

タモロコ

ナマズ

ホルバートアブ

イネミズゾウムシ

マメハンミョウ

ヒゲコメツキ

ナナホシテントウ

アカサシガメ

ケラ

ヒメギス

ハネナガイナゴ

モンシロチョウ

その他  イトトンボヤゴ カゲロウの一種 コミズムシ モツゴ ハムシの一種 キリウジガガンボ

     ハツカネズミ ヤマカガシ クサキリ

加田屋たんぼだけで観察できた生きもの

ヒメアメンボ

ヒメゲンゴロウ

マルタニシ

(絶滅危惧種)

ギボシアオゴミムシ

セアカヒラタゴミムシ

ゴミムシ

ナガメ

イネクロカメムシ

ヒメツチカメムシ

タンボコオロギ

モリチャバネゴキブリ

アオバアリガタハネカクシ 

ハシリグモの一種 

キクヅキコモリグモ 

ヤサガタアシナガグモ 

その他 ノシメトンボヤゴ ガムシの一種 ボウフラ ミジンコ類 キリガの一種 ウスイロササキリ

    ツマグロヨコバイ

2023年に初めて観察できた生きもの

6月と8月の生きものたちの様子を比べてみたら

618日の1回目の生きもの調べから820日の2回目の生きもの調べまで田んぼや生きものたちは

どのように変化したのでしょうか?

田植え後14日 稲はしっかり根付きました。まだ稲は小さいので株の間は広く、株間を歩くことができます 

田植え後84日 稲穂がでました。稲は大きくなり株の間を歩くのは大変です。 

オタマジャクシ 足が生えてきています。 

シッポも消え立派なヌマガエルとなりました 

トノサマバッタ幼虫 翅は短く、体色も緑 


翅が伸び,体色も黒くなり立派な成虫となりました 

シオカラトンボヤゴ  10回ほど脱皮して 

立派なシオカラトンボとなりました 

見沼田んぼに来て、5月、6月、7月8月9月と稲の成長、生きものの成長を観察してみて下さい

まとめ

ヘイケボタルを発見したことは驚きでした。近くのほたるの里より来たものか、加田屋た

んぼで孵化したものか?来年以降も注意深く観察したいと思います。

ハネナガイナゴを今年は沢山観察できました。ピョンと飛び跳ねることの多いコバネイナ

ゴに比べ、長い距離を飛ぶハネナガイナゴは目にとまりました。今年急に増えたのは何が

関係したのでしょうか?

新しいゴミムシ、カメムシも今後が興味深いです。

残念なことは、トウキョウダルマガエル、ホウネンエビを確認できなかったことです。

農薬を使わない田んぼでは色々な生きものが居て、食物連鎖の世界ができあがり、たとえ

カメムシのような稲を害する生きものがいても、カエルやクモなどが食べてくれるので大

発生となりません。

加田屋たんぼ・新加田屋たんぼは生きものの力を借りた昔ながらの農業です。

色々な生きものが棲みやすい米作りを環境を心掛けたいものです。